天皇杯決勝

天皇杯全日本サッカー選手権大会は、Jリーグナビスコ杯と並ぶ、日本サッカー三大タイトルのひとつであります。
大正10年(1921年)に第1回が始まり、今年で84回目。
この大会にはJ1、J2、JFLだけでなく、高校や企業やユースや各都道府県のアマチュアのクラブも参加でき、すべての国内男子サッカーチームの頂点を決めるという、とても燃える大会であります。
例年元旦に、日本サッカーの聖地である国立競技場で決勝戦が行われます。
というわけで、日本のすべてのサッカー選手にとって、元旦に国立のピッチに立つことが最大の名誉とされているのです。女子の決勝も元旦に国立で行われますし。

とまあウンチクを語ってみましたが。

今年の決勝戦のピッチに立ったのは、東京ヴェルディ1969vsガンバ大阪
そんな日本2大都市決戦を制したのは、ヴェルディでした。

ヴェルディってJリーグ開幕時は、カズやらラモスやら北澤やら柱谷やら、Jを代表するど派手なチームだったんですが、最近は地味な2番手チームといったイメージで。
しかしこうして今回8年ぶりにヴェルディが日本一になったということで、またヴェルディの時代が来るのかも、とか思ってしまいました。
特にグランパスは最近全然勝てないしなあ。
それにしても、あんまり活躍してないのに「森本、史上最年少戴冠」って見出しで報道するのは16歳の森本選手にとって良くないと思いました。
一方ガンバは、Jリーグ後半で優勝争いした勢いが持続しましたね。
西野監督になってそろそろ長いけど、ようやくタイトルが取れそうなチームになってきたのかな。