「ゼータガンダムエース」創刊。

HCM-Pro 10 百式 (機動戦士Zガンダム)
シャア・アズナブルという人のことを知ってるかな?」とシャアがカミーユに訪ねるシーン、不自然で味があったんですけど、今回の映画化で「シャア・アズナブルという人がいましたよね?」とエマ・シーンが言うという流れになったんですね。
イヤミが薄れてるんだなあ。


ところでそのあとのシャアの過去について説明するシーンの内容が、今月のオリジンと矛盾してしまっている。まあオリジンとは解釈が違うんだろうけど。


それから、永野護氏がゼータを語っていてなかなか貴重。
個性ゆえに傷ついて現場を去ったいきさつが興味深い。
永野氏と、永野氏の影響下にあるデザイン群の「新しさ」はいまなお輝いている。百式とか。



Z劇場版の漫画化は、作家さんのセレクションに違和感あり。
あの繊細な物語を扱うには作風が大味すぎる方を連れてきてしまったのではないだろうか。


ともあれ全体的に、薄い割にはなかなか読みごたえのある一冊でした。これって「ゼータ」という作品の濃さゆえなんだろうなあ。


ちょっと予習しすぎちゃったけど、来月観に行くことにしました。