「ガンダムSEED DESTINY」最終回

機動戦士ガンダムSEED DESTINY 10 [DVD]
遅れましたが録画を見させていただきました。
ああもう最後まで新作画が少ない少ない!!
いろんなシーンでストーリーの組み立て方、場面の組み立て方が、非常にまずい。
回想も多すぎ。


とってつけたように唐突にキラがデュランダルのもとに現れ、ごたごたあったあとキラだけうまいこと脱出。
さすがスーパーコーディネーター。引田天功みたい。


シンとアスランの戦いが、そういうキラのエピソードの前座になってしまっているのが、どうにもこうにも気持ちが悪かったです。
もう少しなんとかならなかったんでしょうか。
シンとアスランの対立というのはこのシリーズの核になるような興味深いテーマだと思っていただけに。。。。薄い。物足りない。
「THE EDGE」に期待するしかないのかあ。


レイの最後の行動は意外中の意外でしたが、それまでのおはなしで不憫なヤツだなあと思っていたところなので、悪役で終わらなかったことに関しては良かったと思います。
しかしなあ・・・あれでは議長もタリアもレイも死んでないと思う。
だって種だもん。


あと、アスランカガリについて、もうちょっと何かあってもいいんじゃないのかい。


イザークディアッカは・・・、残念だ。ずっと好きなキャラだったのに。
キラやアスランとチームを組むのは美味しい状況だが、そこに至る過程の描写がほとんど思いつきに等しい。
イザークの立場からいっても、いくらなんでもこれでは筋が通ってない。


・・・とまあ文句たらたらでスミマセンが、なんだかんだで1年間、楽しませてもらいました。
ただ、素材は良かったが、料理法が悪かった。
「もったいない。」この一言に尽きる作品だと思う。
でも、いろんなことを考えることのできる作品でした。
だからあんまり後悔してないよ。少ししてるけど。続編もあったら見るよ。


そんで、ルナマリアが死ななくてよかった。。。(結局それかよ)