最近よんだ。
★「Rustybloom〜ラスティブルーム〜」第2話
「まんがタイムきららフォワード」連載の、こよかよしの先生の漫画の第2話。
濃い。深い。良い。
世界観の描写や、テンションの表現力、見せ方がすごいです。
独特の構成力で、ぐいぐい読み手を引っ張っていく、
魔力を宿したマンガだと思います。
小技も大技も自在。
雑誌の中でも際立ってる。
こういうふうに描ける、という人はなかなかいないと思います。
おすすめ。
★「極東学園天国」
これにて日本橋ヨヲコ先生のコミックス、ひとまず完読。
これが2つめの連載、ということで、
3つめの「G戦場へブンズドア」4作目の「少女ファイト」と、
連載順に作品を見てみると、どんどん読みやすくなっていっていると感じる。
それでいて、持ち味が失われていない。
むしろ洗練されてきている。
どれも好きなんですけどね。
メッセージ性が高いところが気に入っている。
落ちこんで電車の中で、これ読んで、すごく励まされて、元気が出たよ。
★「ヒロトとマーシーの20年」
音楽誌が書かないJポップ批評(41) ブルーハーツ/ハイロウズ ヒロトとマーシーの20年 別冊宝島(1265)
この本が出た頃、引っ越しとかで忙しかったので、
こんな本が出てたことを知らなかったんですね。
それでやっと購入。
ザ・ブルーハーツとザ・ハイロウズという2つのバンドを通した研究本。
ありそうでなかった本ですね。
以前この「音楽誌が書かないJポップ批評」シリーズで
ブルーハーツの特集本が出たときは
ハイロウズファンの神経を逆なでするような酷いライターがいて、
はらわたが煮え繰り返るような思いだったんですけど
今回はそれほど腹立たなかったなあ。
クロマニヨンズという、ヒロトとマーシーの新バンド誕生を知ってから読んだこともあり
ストレスなく楽しんで読めました。
真島昌利ソロの記事があったのも嬉しい。
彼の4枚のアルバムも、本当に素晴らしいからね。
そしてこの本、ブルーハーツとハイロウズの全曲レビューが楽しい。
読みながら様々な曲が脳内を駆け巡る。
その幸せの計りきれなさといったら!!