最近みたアニメ

「ゼーガペイン」オリジナルサウンドトラック

こんにちは。
ゼーガペインの全話再生、回しっぱなしのぜろぜくしむです。
いま4周目。
そろそろセリフ覚えてきた。
「千葉県民をなめんなー!!」(←お気に入りのセリフ)
当分、ゼーガペイン大好き人間として生きていきます。


↓さて、最近みたアニメをいくつか紹介。


コードギアス 反逆のルルーシュ


サンライズ製作の新作オリジナルロボットアニメ。


期待通り、なかなか面白い1話。
絵も濃く、メカもよく動いている。
キャラクターも演技にキレがあり、美しく、魅力がある。
設定も練りこまれている。


主人公「ルル―シュ」の物語上の立ち位置は、デスノート」の夜神月と同様のものを感じる。
影響を受けているのかもしれない。


メカの大きさや、日本の風景に馴染んだ稼働映像は、
機動警察パトレイバーにおける「レイバー」に近いものが。


機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディション 虚空の戦場 [DVD]また、主人公が幼少期に友情を誓った幼馴染の親友と
敵・味方同士で1話で出会ってしまう、という構図は
機動戦士ガンダムSEED」のキラ・ヤマトアスラン・ザラの構図。
こっちはいきなりアスラン担当のひとが殺されちゃう(?)んですけど;


いろんな作品の影響を感じさせつつも、
全体に漂う雰囲気はきわめて異質。
今までにない作品に仕上がっている。
大国の占領下にある現代日本を舞台にしたことで、
視聴者の日常的な部分にまで踏みこもうとしていると感じる。
こんな、戦火に疲弊して占領されて荒廃した現代日本など見たくもないが;


いろんな部分で容赦がない煮詰め方をしている作品。
過激だから深夜になったのかもしれない。


FLOWのOPが交響詩篇エウレカセブンかと思ったw


間違いなく今季イチオシのアニメです。




デスノート
DEATH NOTE TRIBUTE


アニメ化の第一話を見てみました。
おお、これは良い出来ですよ。


小畑健さんの原作漫画がほぼ完璧の出来なので、
これをアニメ化すれば劣化するだけなんじゃないかと思ったんですが


原作の良さを使って、末恐ろしくなるような恐怖映像を作り出してくれました。
原作にあったソフトな部分もちょっとハードになってたかな。
音楽や声優さんの演技、配役、音響効果もばっちり。


ノートに名前を書く場面の演出が、迫力たっぷりでぞくぞくさせる。
夜神月デスノートに名前を書く場面で、
時代劇で聞くような「人を斬る音」がするんですね。
ずばっ、ずばずばっ。
すると、デスノートに名前を書かれたひとが、例によって心臓麻痺とか車に跳ねられたりとかして、死ぬ。


このときに、お化け屋敷でお客さんをどきっと驚かせるような演出手法を使って、魅せる。
いやこれ、ひどく不安や興奮を覚えるけど、心臓に悪いよ。


あと、配色のセンス。
明るい色が徹底して抑えられている。


暗い中で、真っ赤に目立つ、
リュ―クの食べるリンゴの真っ赤な発色の美しさ、不気味さ。
この演出はコワイ。


よくわかった。
これは、出来がいい。


原作見てるし、
出来がいいとわかったし、
とてもこわい思いをした、
だからもう見ません(爆)


とかいいつつ見るかも(どっちや)。

しかし、おすすめしときます。




銀色のオリンシス


東映製作のロボットアニメ。
うーん、微妙。
特に可もなく不可もなく、ぴんとこない。


しかしこれ低予算なんだなあ。


オリンシスっていうロボットが出るとき
「♪オリンシスオリンシスオリンシス・・・」って、変なお経が流れるのが面白かった。


あと1回くらい見て、やっぱりぴんとこなかったら
視聴中止の予定。


オリンシスがどんなふうに戦うのかまだ見てないから。
がんばれオリンシス。




トップをねらえ!合体劇場版
トップをねらえ! Vol.2 [DVD]


大好きな作品が映画化したので
ともだちと見てきました。


トップをねらえ!」の全6話。
トップをねらえ2!」の全6話。
それぞれのOVAを、90分ずつに再編集して映画化。


どっちもすでにOVA版を全巻見た上で見てるのですが
それでもとても楽しむことができました。


カットされてわかりにくくなった部分があるのは残念ですが、
トップの魅力を存分に堪能。
1も2も素晴らしいです。
「1」のほうが好きだけど、「2」も大好き。

トップをねらえ2! (5) [DVD]
「2」は、様々なメカの細かい魅力や、
いとしのバスターマシン・ディスヌフの
細かいいろんな、手間をかけたかっこいい動きがカットされていて悲しかったです。
「一見ダサイデザインのメカがこんなにスゴイかっこいい動きを!」
っていうところがカットなんて!
ストーリーと関係ないからと、良い場面を切ってしまうのは残念なり。


「1」のOPはあったのに「2」のOPがカットなのも残念。
「2」のOP、映像も歌も好きなのに。


新世紀エヴァンゲリオン製作前に作られた「1」と、
今年完結した「2」を比較して思うのは、ガイナックスの演出論が変わったなあ、ということ。
「2」は、伏線の張り方や、キャラクターの心理描写がエヴァンゲリオンの影響を受けているんですね。
意味のわからん伏線を張りっぱなしにして、
知識のあるひとや何度も見る人は気づくかもね、みたいな場面を散りばめてしまう。とか。


それは「1」にもないわけではないんだけど、
この演出は「1」ではあくまでストーリーの大枠を崩さない範囲で行われていた。


作品に漂う「空気」は「1」にも「2」にも共通の要素は多いんだけど、
「2」では、そういう「意味のわからなさ」を、とても感じてしまった。


「気になって仕方がないからもう1回見よう」という気にさせる部分や、
「難解でいいものを見た」という気にさせる部分は、
エヴァ」からのガイナックスの伝統なのかもしれないし、
どちらがいいという問題でもないんだけど


今回、
「1」を見て、すっきりとわかりやすく大変感動した直後に
「2」を見て、いろいろ難解だなあと思いながら大変感動してしまうと、
「1の感動」のほうが「2の感動」より、個人的に良かったな、と思ってしまった。


いや「2」もとても好きな作品なんですけどね。


トップをねらえ!を見たことない人は
この劇場版がレンタルになったら、でいいのでぜひ見ておくれやす。
2本とも。


文化庁「日本のアニメ100選」にも選ばれてまっせ。
http://plaza.bunka.go.jp/hundred/bumon_anime.html