死ぬとこだった。

救急車でこのベッドに運ばれて一週間たちました。
もうしばらく入院中です。


倒れたのが先週月曜だったわけですから、あれからもう一週間たってしまったわけです。


大久保という、駅から降りたこともない町に一週間もいるわけです(通過ならよくするが)。
つくづく僕は中央線に縁がある。
病棟の表裏からそれぞれ、見慣れた新宿と池袋のビル群がみえます。


おかげさまで、点滴も外れましたし
噛んだ舌のろれつも回るようになってきましたし、
歩けるようになりましたし、
めまいも収まってきましたし、
ずいぶん回復してきました。


検査はまだまだいろいろです。


それにしても。
僕の倒れ方には特徴があります。
「倒れる」と自覚するまえに意識を失い倒れてしまうのです。
倒れるまえに意識が飛ぶので、倒れるときに受け身で手も付けない。舌を引くことも出来ない。
だから頭を打ち、舌も噛んでしまったんですね。


実は2002年にもこんなふうに倒れて救急車で運ばれたことがありました。
このときも同じく舌を噛み頭を打ってます。


これ、こわい。
打ちどころや倒れどころやタイミングが悪ければ死んでたわけですから。


二度あることは三度ある。


つまり思うに、いつか僕は死ぬわけですが。
今後いつか僕が死ぬときというのは、この死にかたになる可能性がある(高い)ということです。


自分がどういう死に方をするか少しわかった。のかもしれない。


まあ、そうならないようにしましょうという作戦をお医者さんといろいろしてるわけですが。



とりあえずやり残してることもたくさんあるし。
やることやって、長生きもできるよう、これからますますがんばらないとね。


まず今後は頭部保護のため、外出時は帽子をかぶるようにします。
ヘッドギアやヘルメットってわけにもいかんし。



自分が死んでハイロウズのベストアルバムを棺桶にいれてもらうのはあと60年後くらいにしたいものです。