最近みた映画。

サウザントサニー号



オムロンの体組成計で測定してみたら
「体年齢57歳」って出たぜろぜくしむです。
俺の年齢、どんだけ水増しすんねんオムロン!
と、オムロンのせいにしてみる。
俺ちょう不健康。


さて。
写真は
大泉の東映アニメーション本社前にある映画館で仮面ライダーの映画を観たときに撮った、サニー号のライオンちゃんです。
あ、ライオンちゃんって言うとフランキーが怒るね。


この映画館のまわりには東映関係の建物、撮影所、関連会社がいっぱいあるからか、ワンピースの脚本や設定資料や監督のコンテが展示してあったりしてびびりました。


さて、さいきんみたえいがー。


◆「ONE PIECE film STRONG WORLD」

http://www.youtube.com/watch?v=qZEyGRHU7mg


ワンピースが好きなのでワンピースの映画を見に行ったらどうみてもワンピースでした、という感想。
カットした部分がずいぶんあるなこれ…という話でしたが、魅力的な敵を相手に、ワンピースのお約束をしっかり濃厚に描いてくれてよかったですよ。
尾田先生が全面的に関わっているというところで、安心して楽しみました。
作画や演出もすごく気持ちよかったです。
辻田邦夫さんの色彩設計もはまってたしね。
ピチカートファイブの小西さんがOPやってたのは驚きました。
あと、ナミさんの作画が妙にエロかったのは作者の意向なんでしょうかw






◆「マイマイ新子と千年の魔法

http://www.youtube.com/watch?v=KhCGMcTvix0


田舎の日常と、歴史ロマンと美しい夢とやるせない現実を描いた良作でした。
見終わった後は、すがすがしい気分になった一方、どこかで釈然としない引っかかる部分もあり。
ストーリーの山場が突拍子のない展開で、歴史パートも、本筋とあまり大きな絡みを感じさせず、結局この映画は、なにがやりたかったんだろう…という気がしないこともなかったです。
メインキャラクターの魅力はバツグンなんだけど…。
あと、BGMが残念。音楽の方向性が、作品の世界観と微妙にずれていたと個人的には思えました。
でも、みて良かったですよ。
イメージとして訴える部分の多い映画。
「なんか田舎に行ってきれいな空気を吸ってリラックスして、ちょっとやなこともあったけどそれも納得して気分良く帰ってきた」ような、そんな気分。






◆「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」

http://www.youtube.com/watch?v=40_mOaffnPU


個人的には大満足の出来。


最近のウルトラマン映画に求められる要素は、わかりきっているわけです。
つまり
「ウルトラマンも怪獣もいっぱい出てきて壮絶なバトルして、最後は巨大怪獣を気持ちよくやっつける」
という映画です。
そのテーマをめいっぱい力一杯全うした、し尽くした。そんな映画になってます。


アクションシーンがかつてのウルトラマンと比べてかなり進化してました。
根本的に、「ウルトラマンは空を飛ぶものである。そして巨大である。」ということ。
そこをもう一度突き詰める。
だからこそ、スピードと重量感を生かした画面作りをしたほうが楽しい映像になるんですね。


ストーリーはシンプルで無駄がなく、多くのキャラクターをちゃんと生かしている。
ゾフィーのやられっぷりもふくめて。(爆)


テレビシリーズの黄金パターンとは離れて、自由な発想が加わっていたのが何より良かった。
私はウルトラマンメビウス大好き人間なのでメビウス大活躍なのもたまらん。ベムラー戦とか燃えたわー。
成長したミライを見てじーんときました。


ウルトラの父がウルトラの母を「おまえ」って呼んでたのも、昭和のお父さんっぽくてちょっと良かったw






◆「仮面ライダー×仮面ライダー W(ダブル)&ディケイド MOVIE大戦2010」

http://www.youtube.com/watch?v=oc9JxCeOnz0


「仮面ライダーディケイド」と「仮面ライダーW」、二本の映画をそれぞれ途中までやったあと、
その二本のまとめを、さらにもう一本の作品でやってしまう
…という三本立ての映画。


独特のカタルシスが発生して、妙に面白かったです。


三条陸ファンとして仮面ライダーWにはまっているので、
重要エピソードである第0話を映画館で見にいったわけです。


これに出てくる仮面ライダースカルのデザインをはじめて見たときは「これはひどい」と思いましたが
実際の映像を観てみると、これが最高にかっこいい。
脚本力が半端ない。
おやっさん(スカル)がラストシーンで翔太郎にあるものを託すシーンは、かっこよすぎて鼻血だしそうでした。


三条脚本におけるフィリップのメンタル部分の描写が味わいがあって、なかなかいいんですよ。


一方「ディケイド」のほうは相変わらず観る者を置いてけぼりにするストーリー展開でしたがw
これもけっこう楽しく観ることができました。
観客に満腹感を与えたいという願望がフィルムにびしびし出ていて、ボリュームとして楽しめました。
夏みかんは、仮面ライダーキバ―ラに変身しても必殺技は「笑いのツボ」攻撃を繰り出すんですねw
ともかくも、ちゃんと話が終わってよかったよかった。最終回としても観れてやっと安心できた。
ダブルと絡むシーンはなんか不思議な気分。