劇場版・機動戦士Zガンダム -星を継ぐ者-

Metamorphoze~メタモルフォーゼ~(限定盤)(DVD付)
もー私はこの日を待ちわびましたよ。
鈴鹿ベルシティまで観に行ってきました。


ネットでの情報だと、上映映画館は全国的に少ないのに先週の観客動員数が3位になってたし、都内の映画館は長蛇の列で、パンフレットも劇場限定のガンダムマークⅡのプラモも売りきれてるという話だったのですが。
ここ鈴鹿では、平日だったせいか若干空席もあったしパンフレットも買えました。
プラモは売りきれでした。(もともと買わないけど)


20年前のTVシリーズを3本の映画に再編集した1本目。
3割ほど新しい作画に書き換え。


正直、旧作画と新作画の違いは、くっきりと感じました。
雑誌の記事では、エイジングの処理で違和感ないようにしたと書いてましたが、実際は新旧の違いは明確。
全部新作画にすればよかったのにと一瞬思わなかったわけではないですが、「Zガンダム」の総集編である以上、「オリジナルのZガンダム」に一定のベースを持たせる姿勢は、悪くなかったなと感じる部分もありました。


カミーユの母がカプセルの中であわあわしてたり、カプセルが割れちゃったりする場面など、いくつかTV版でちょっと駄目な作画だなあと思ったものがそのまま使われてて少しトホホでしたが・・・。


500ピース 星を継ぐ者 65-178
また、ジェリド関連のいくつかのエピソードなど、伏線を削ってしまった状態で本線を消化しなければならなくなりドラマ性が薄れたなと思った部分もあったのですが、一方でそれで良くなった部分もあったと思います。
そんで、クワトロとアムロ・レイのへなちょこ度が下がり、伝説度が上がってます。


興味深かったのはカミーユの視点の変化。


【クワトロはシャアだとわかったときの反応。】


☆TV版カミーユ: そんな大人、修正してやるー!(殴り。)
☆劇場版カミーユ: この人があの伝説の・・・!!(尊敬のまなざし。)


劇場版のカミーユに、新たな「これが若さか・・・」というものを感じたのでした。
クワトロのかわりに。


フラウ・ボゥは、声優サンの声が老けたのが逆によい効果を生んでました。
カイ・シデンの演出も良いフィルターが加わっていて味わい深かったです。
ファ・ユイリィは若返った声になって、前の声もよかったけどこれも悪くないなと。


それと、メカ作画。
素晴らしかった。
アクションもど派出になってて、特に後半は爽快爽快。
MS IN ACTION!! ガルバルディβ
ガルバルディβやマラサイアッシマーが手描き作画でこんなに動いてると、嬉しくておじさんシャッポを脱ぐよ。
ジム・クゥエル(0083)も出てたんだって。気付かなかったよ。


ザクレロも出たよ。図面だけ。TV版にあった絵だけど意表を突かれたよ。びっくりしたなあもう。
大スクリーンでザクレロに会えたのもメッサーラのおかげです。シロッコに感謝しないと。


次回はアムロのディジェのすごい動きも見れますか。
ディジェの時代も来ますか。
来なさいね。