ゼーガペイン超きてます
いやはや、参った。
今週のゼーガペイン。
いままでの伏線でなんとなく感じてはいたけど、
ついに物語の根本に関わる大変な事実が明らかになってしまった。
しかし一番参っているのは当のソゴル・キョウくん本人だろうね。
人類は滅び、サーバ内にデータとして保存された千葉県舞浜市。
データとして残された人々はなんと、滅びた人類の記憶として、
何度も何度もリセットされ続ける五ヶ月をただただ繰り返していたのであった!!
主人公ソゴル・キョウも、もう100周以上、
舞浜の五ヶ月間を繰り返している、という事実を知る。
それで、ひとつひとつのエピソードが
強烈に浮かびあがってくる仕組みになってるのね。
失って気付く、
かけがえのない時間。
戻らない時間。
それでも確かに舞浜の人々はいつも、
かけがえのない一度きりの日々を輝かせている。
未来があっても、なくても、未来に向かっている。
こんなかたちで、
生きていることを尊い、愛しい、と、
実感させられる物語というのは、
そうはない。
ぼくは圧巻にとらわれて憔悴してしまいました。
しかしこの作品、雑誌に全然特集記事がないね。
なんか記事があったら買いたい気分なんだけど、残念です。
電撃大王で始まったマンガ版の連載も、
同人誌みたいな微妙な小話のサイドストーリーでページも少ないし、
ゼーガペインの魅力があんまし出てなくてがっかりしたし。
作品は、めまいがするほど良くなってきたのに、
メディア展開などの作品の置かれている環境が、
めいっぱい貧弱すぎて悲しい。
僕の中では激しくブレイクしてます。
DVD予約しちゃったよ。
いまや、録画してない回は、何がなんでも欲しい。