通勤電車にて

電車男 (新潮文庫)


こんばんわのしし。(←なぞの素晴らしい挨拶)


今日は新宿まで会社の新年会に行って、
社長にお年玉5000円もろて帰ってきたぜろぜくしむです。


某さんの年賀状にSKYPEとか導入してみないですか」
と書かれていましたが今のところその予定はありません。
便利なものと思うのですが、必要ないので、必要になったら検討します。


Bachさんと愛媛みかんさんより、年賀CGを贈呈いただきました。
どうもありがとうございます♪
イラストギャラリーにて展示させて頂いております。


さて。
この年末年始まで、ずいぶん長いことブログの更新をさぼっていたわけですが
そのあいだ、書こうと思っていてなかなか書けなかったネタがあって
どうもすっきりしないので、いくつか書いておこうと思います。


通勤電車にて(その1)


僕が蓮田に通っていた頃のことです。


通勤帰りに電車に乗っていると、
となりで小学校低学年くらいの女の子が大粒の涙をぽろぽろこぼして
その隣の母親に必死で抗議していました。


女の子 「おかあさんは、サンタは絶対にいるって言ったじゃない!
わたし学校で恥かいちゃったんだよ!
うそは絶対いけないんだよ!
うそは絶対いけないって言ったのはおかあさんなんだよ!
うそだうそだ、サンタさんは、サンタさんは、、、」


母親「いるわよ、ほんとうにサンタさんは。」


女の子「だって○○ちゃんが、サンタは絶対にいないって、
親がサンタさんになってるだけだって言ったんだもん!
そんなのってひどいよ、残酷だよ、ひどいよ・・・
おとなみんなでみんなで子供をだましてたの?
おかあさんは絶対うそはつかないって私は信じてたんだよ!
だってサンタさんは・・・サンタさんは・・・
うそつき、うそつき・・・」


そのうち、おかあさんも涙をぽろぽろこぼしだしました。
おかあさんは女の子を抱きしめて、ずっと、サンタについてのお話を娘にしていました。
それからしばらくして女の子は泣き疲れたのか、気持ちが少し整理できたのか
じきに母娘は無言になり、しばらく2人で電車の中で寄り添っていました。


新秋津に着いたので僕は電車を下りました。


なんだか胸が熱かったです。


■通勤電車にて(その2)


ある朝電車に乗ると、
男子高校生が電車の床に寝転んで
寝てました。


床ですよ床。


よだれをたらして、周囲には携帯をちらかして、マジ寝です。


そのうち電車はだんだん混んできました。
男子高校生はシートの真下で寝ていたので、その周囲だけは誰も座れません。
こういうときってトラブルになるし、みんな関わりたくないんでしょうね。
しかし、混んできた乗客に蹴っ飛ばされたりしますし、非常に危険です。
シートに座った状態で寝るなら普通ですが・・・


僕も関わらないようにしようと思ったんですが、
気付いたら、自分が降りる寸前に、ばしばし手で叩いて起こしてました。
少年が飛び起きて、ぼーっとしたところで僕が降りて、ドアが閉まって、ちょうどいいかんじ。
余計なことしたかな・・・と思いつつ、
乗客がみんな迷惑してたのでまあいいかと思います。


■通勤電車にて(その3)


これも蓮田に通勤していたときの出来事です。


朝、
大宮駅で、小学生がたくさん乗車します。
この小学生が、めっさ大群なわけです。


しかし、この小学生軍団、マナーが悪い。
普通は電車が到着すると、降りる人が先じゃないですか。
しかしこの小学生軍団は、ドアが開くと同時に大挙を為して、車内に入ろうとするのです。
大群が一度に乗車しようとすると、どうなるかというと。


当然、降りる人と、乗ろうとする小学生とで、おしくらまんじゅうになるわけです。
しかも、おしくらまんじゅう状態になって、ホイッスルが吹かれても、いつまでたっても膠着状態。


降りたいひとは降りることが出来ないし
乗りたいひとは乗ることが出来ない。


いつまでたっても状況が変わらないので
僕はつい言っちゃいました。


「降りる人がさきだよ。」


そしたら小学生たちは後退しながら
「うるせえジジイ!!」
って叫ぶ子。
舌打ちをする子。


余計なこと言わなきゃよかったんだろうかとか思いました。


翌日、
同じ乗り場から乗ってみました。
子供たちは、ちゃんと降りる人を待ってから乗車していました。
周囲の大人が教えてなかっただけなのかな。


それは良かったけど
「うるせえジジイ」と言われたことは、今でもおとなげなくムカついているのでした。