脚本家・星山博之さん逝去

脚本家の星山博之さんがご逝去されたそうです。


ソース：氷川竜介氏のブログ
http://hikawa.cocolog-nifty.com/data/2007/02/post_94b3.html


62歳。まだお若いのに・・・
無念です。


皆様は星山博之さんという人のことをご存知でしょうか。


星山博之とは　―ー　はてなダイアリー
http://d.hatena.ne.jp/keyword/%c0%b1%bb%b3%c7%ee%c7%b7


星山博之さんは日本を代表するアニメ脚本家のひとりです。
誰もが知っている作品の脚本も、多数書いておられます。
虫プロ出身。


「機動戦士ガンダム」の企画時から参加されたチーフシナリオライターとして有名で、
伝説の第1話や最終話をはじめ、数多くの名編の脚本を書いたひとです。
富野由悠季作品の場合、監督がいっぱいセリフ変えちゃうんですけど
それでも多くの名編を生み出す礎を作った方ですからとても偉大な方です。


「∀ガンダム」の1話も好きなんだよね・・・




「銀河漂流バイファム」や、「太陽の牙ダグラム」の
原作者・脚本としても功績残しまくりですね。


「おそ松くん」の脚本・シリーズ構成もしてました。
あの番組もすごかった。
ギャグアニメの最高峰。

そして私が一番好きでこだわっているのは
レースアニメ「新世紀GPXサイバーフォーミュラ」のTV版ラスト2話です。
特に36話「三強激突！日本グランプリ」は
どうひっくり返っても、私の中でこの上を行くもののない最高の作品。
怒涛の名場面、名ゼリフが凝縮された傑作です。
このシナリオを書いた星山さん・・・本当にスゴイ。


私はこれをはじめて見て以来、
これこそ俺の目指す究極のドラマなのだ、と思って
何がこの話を名編たらしめているのか、分析しようとずっと思って
もーほとんど「三強激突！日本グランプリ研究家」になってやろうと
何度も何度も見て、見るたびに感動してきました。


それが1991年以来ずっとですから
星山先生は私の心の師匠なのです。


大河内一楼さんも、星山博之脚本を100回読んで脚本の書き方を学んだそうですね。


というわけで私の中では（というかマジで）日本一の脚本家ですから
本当に残念です。
心からご冥福をお祈りします。