車輪とレールとセミのはなし
車輪とレールが摩擦しあってる地下鉄の駅で会った
君と私は摩擦することもなくなったね
25分遅刻も謝らない こっちもわけを聞かない
優しくしても優しくされてもきっと変わらない
ぜろぜくしむが高校一年生の時に熱中していた鈴木彩子の最初のアルバムの、一番最初の曲の、最初の出だしは、こんなんでした。
一方ぼくはというと、
車輪とレールが摩擦しあってる列車の上で、
ネガティブとポジティブが摩擦しあっていました。
車輪はレールに常に勝ち、どんどん進んでいく。
ポジティブもネガティブにいつも勝つが、
ネガティブも、ほんのちょっとだけ、強い。
そういえば、今週のキン肉マンII世で、カナディアンマンがへタレな行為をしていました。
とほほです・・・
そして、
コミケが終わると満員電車に揺られる人に戻るわたし。
コミケで、某さんから
「御茶ノ水で漫画を配っている仕事をしているそうですね」
と言われましたが、違いますよん。
こないだは、だれかが漫画を配っていたので受けとったという話をしていたのでございますです。
私の文章もややこしかったですね。
差し入れありがとうございましたー。
帰り道。
アスファルトで、セミがうらがえしになって死んでいます。
羽根をぱたぱたさせて、今にも死にそうになっているセミもいます。
ついこないだ元気にジージー鳴いていて「うるさいなあもう」と言われていた連中です。
今日読んだ本に
「死ぬのは他人ばかり」
という言葉がありました。
死んだセミを見てから家まで
「セミが死んでいた」という(いつもの)ことを、今日はぐるぐる考えながら、歩いていました。
自分が死ぬということをイメージできないと、じゃあどうすればいいのかというビジョンは見えてこないと思いました。
昨日いちにちで、何十万人ものひとが有明に集まっていました。
そして何万ものサークルが、自分の作品を世界に問うていました。
僕はそのなかの、たったひとりでした。
やらなければいけないことがたくさんある。
あきらめないです。
仕事も、得ることが多いです。
大事なのは「出来ない」と言わないこと。やること。
人生を楽しめる。人生を楽しもう。
ひまはない。
すべての価値あるひまつぶしのためには、それ以外のひまはないのだ。
ひまはない。
すべての価値あるひまつぶしのためには、それ以外のひまはないのだ。
ひまはない。
すべての価値あるひまつぶしのためには、それ以外のひまはないのだ。
なんだか、情念に揉まれたあとは、こんなふうに繰り返してみたくなる。
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