「生まれいずる悩み」を読んで思う創作活動について



1本10円のココア特売は完売御礼のため終了いたしました★
ぜろぜくしむです。


今日はコミティアだったのですが、夏コミに出たということで予定通り今回はお休みしまして。


今日は12月の冬コミと、11月のコミティアに申し込んでいました。
サークルカット用に描いた絵です☆
今回はオンラインで申し込んでみました。


サークルカットというのは同人サークルの看板なので、新規の一般参加者のためには、主人公を描くのがベストだと考えています。
まあそれ以外のキャラのこともあるんですがね。
とゆーわけで
最近ろくに活躍してないケンヤくんの絵が、サークルカットを描くたびにどんどん増えたりします;


しかし今回、描いてから気付いたのは、なんだか似た構図の絵を以前描いたということ。
それはよくないな。


コミケから1週間たちまして。
ようやくまとめて2週間分のハピ☆ラキ!ビックリマン」や「グレンラガン」や「電王」を見て楽しんだのはいいんですが、なんだかまだコミケの疲れが抜けてないとゆーか仕事で疲れたとゆーか。


まあよくある話ですが、また仕事で失敗して、怒られちゃいました。
「ここがいかん」ということを的確に怒ってくれるトップがいることはとてもありがたいことです。
意味のない説教のための説教なら、無駄なことこの上ないですが。


基本的には
「自分に起こる出来事はすべて向上のための材料になる」と考える。
甘ったれているのも嫌なので
出来る自分になるだけですよ。


さて。
ところで。

小さき者へ・生れ出ずる悩み (岩波文庫)
通勤電車の中で有島武郎の「生まれいずる悩み」という有名な本を読みました。


これ、こんな話だったんですね。


画家志望の若者が、生活のために画家になることが出来ず、漁業をしながらも、なんとか絵を描き続けたいと思っていた。
しかし仕事に追われてなかなか描けない。
そして絵を描いても、画業をないがしろにしているというコンプレックスもあり、スランプになってしまう。


そんな彼の苦しみを知った主人公は、彼に「どちらを選べ」という残酷なことも言えず、ただ彼を心から心配し、いろんなことを考えながらただ幸福を祈る。


そんなはなし。


同人作家のひとは、他の仕事をしながら自分の作品に取り組んでいる人が多いです。
そういう、自分や、知り合いや、仕事に追われて漫画執筆に苦しんでいる人、辞めてしまった人、
たくさんの人の心のことを、この小説を読んで思いました。


ぼくもただ、幸福を祈るだけです。


悩むことにも、意味も価値もあるとは思うけど
悩んでいる間は決して前進しない。


頭を抱えているその手で、すぐにペンを持つのだ。
進むのだ。
やるのだ。