映画「聲の形」をみてきました。

聲の形

少年マガジン連載の漫画を京都アニメーションによって映画化した作品「聲の形」をみてきました。


耳が聞こえない女の子が小学校でいじめられて、そのあといろいろあって…、っていう話。


心をえぐられて、そこをなにかで埋められてゆくような映画でした。登場人物たちの感情がなまなましかった……。作画がすごくよかった。原作もうまく生かしていますね。


この映画をみてから、自分もふくむいろんなひとの残酷さや敵意がこわくてつらいなって、ふと思うことがありました。
生きていると傷ついたり傷つけられたりする連続でもあるんだ。
作品からはトータルでは前向きなメッセージを感じたりもしたけど、やっぱり重い作品でした。


ひとによって感想は分かれそうだけど、みる側が、長い学生時代をどういうふうに過ごしてそのあいだにどういう思いをしてきたのかによっても、感じかたがかなり違いがでるのかもしれない作品ですね。


あと、The WHOのマイジェネレーションという曲がオープニング曲なの、かっこええ。
ザ・ブルーハーツの「旅人」という曲の「爆発寸前の火薬のようなレコードが好きだった」という歌詞の一節のときに、一例のように使われていた曲でした。むかしブルーハーツにリスペクトされてたことがきっかけでCD買ったら超絶大好きな曲になったんです。