夜行バスの待ち時間に読んだ本
●自虐の詩【上】 (業田良家)
有名な作品だけどはじめて読んだ。
無職の暴力亭主と耐える妻。
そんなふたりの、悲惨で切なくて犬も食わない、素晴らしくてどうしようもない夫婦愛を描いたギャグ4コマ。
シンプルながら深い深い。
うーん、めちゃめちゃ好きだ。この漫画。
評価が高い下巻も買いたい。
●卓球社長 (島本和彦)
1997年くらいからビッグコミックスに不定期連載してたんだけど、ずっとコミックスにならなかった。
しかしこの4月、やっとコミックス化。
ありがとう小学館。
ありがとう小学館の「逆境ナイン」映画化宣伝活動。
えーとこれは、卓球好きな社長が卓球をするおはなしです(そのままやんけ)。
1話完結エピソードが、全5話。
島本漫画って(個人的に)当たり外れがありますが、(個人的に)これは大当たり。
ストーリーの作り方、盛り上げ方が、身震いするほど良い。
こういう島本和彦はいいな。
あと、巻末に収録の短編「盤ゲームナイト」も超傑作。
「人生ゲーム」をテーマにした熱血漫画。
最近職場(デイサービス)で遊んだばかりだから余計に面白かった。
【現在の俺的島本和彦漫画ベスト10】
1 逆境ナイン
2 挑戦者
3 仮面ボクサー
4 バトルフィールド
5 炎の転校生
6 卓球社長
7 炎のニンジャマン(の初期)
8 吼えろペン
9 風の戦士ダン
10ワンダービット